膵臓保護

膵臓の主な役は膵液で胃酸を中和することと各種の酵素作りにインスリン。父は膵臓癌だったため,優先順位は肝臓より上になります。
タンパク質を多くとるなら胃酸が増えて対応する形で膵臓の仕事も増える。食べ物の種類が増える場合も酵素の使いまわしができないので仕事が増える。インスリンに関しては,完全に壊れてなければカロリー計算でなんとかなる。(父は最後まで導入剤は必要だったがインスリンは出せてた)

父の希望が体を動かせるようにだったので,タンパク質の種類を増やす代わりに食べる物を固定化(後述予定:何を食べれる,食べれない)。木綿豆腐+ニンジン(ミキサー細切れ)に白きくらげの煮汁(水溶性食物繊維)(←ゴボウでも可だったが,抗がん剤の性質から不溶性食物繊維が危険と感じたので苦肉の策)。
これをベースにササミ・牛肉・豚肉・卵・鯛・納豆・レバー・(デコポン)といったものをまぜまぜ。(外食は店固定・ステーキチェーンのハンバーグ,サイゼリアのピザとドリアとチキン,味噌煮込み等)
あとはサプリで栄養調整(ca葉酸feマルチビタミンDHA深海ざめ)と薄焼きせんべい(カロリー調整)。
食事にこだわる人ではなかったので旅行や散歩等,体が動かなくなるまで楽しんでもらえたようです。それでも,抗がん剤直後のフリー食事タイムを楽しみにしてた模様(後述予定:抗がん剤が効かなくなる原因,手術しても癌の生存率がそれほど変わらない理由)。
体が健康であるうちは色々な物を食べて酵素を増やすのはいいことでしょうが,膵臓が弱っているなら仕事を休ませてあげないとぶっ壊れますという話でした。