癌との闘い方

まず,現段階で免疫療法が完成していない分野の癌は完治は難しいという点から,癌を休止状態に追い込めないか,せめて癌性疼痛を封じてQOLだけでも確保できないか,という最悪な状況から解決策を模索しました。
例えば,血液系の癌(白血病等)は,抗がん剤がなくなることがないので,その間に致命的ヒットさせれば治ることもあります(休止どまりなら再発可能性あり)。赤血球の造血細胞に癌があると急性の白血病になってほぼ助からない(赤血球の空白を他の成分で埋めただけ)。白血球の造血細胞なら,急ではないし骨髄移植で取り換えたり,白血球の出番を減らして症状を遅らせたりもできるかと思われます(人体実験してませんが)。
父の場合は,消化器系の癌で転移が早く,どこでも転移するやつだったので(最初の段階で肺と腸膜),癌を休止(眠らせる)ことができるか,最悪疼痛だけは絶対防ぐ,というプランでした。