癌細胞の性質

今の医学的通説だと癌細胞は,無限増殖するし幹細胞の性質もありテロメアRNA補修で寿命もなく免疫系から逃げるし薬物耐性まで作るという何やらよくわからない化け物になっています。しかし,私の看病では,①悪食さん,②偏食さん,③お殿様,という名称を付けて癌を分類して対応していました。①悪食さんはとりあえず栄養素が来ると何でも食べるので抗がん剤が即効くタイプです。②偏食さんは似たような栄養素に反応して口を開けるタイプ,父の場合はオメガ系列が似ている脂肪成分に反応していました。最後に③お殿様が厄介で,特定の物質をヒットさせないと口を開けてくれません。
ここから,③が残っていると,癌が完治したように見えても,うっかり特定物質を食べると急に再発することが想定されます。(完治したと思った癌が再発する理由・外科手術しても体内のどこかに欠片が残っていると食べ物の信号で大増殖)
結局,現在では医者は治療前や治療後の食べ物を把握できていないので手術や抗がん剤で癌が治ったように見えても,その後どんな食べ物を食べたとか,抗がん剤摂取直後に何を食べたかによって運任せな部分があるということになります。
①も②も③も遺伝子上は同じで,それぞれが違った動きをします。また,転移した場合,同一の抗がん剤が効かないといった問題も生じます。その場合は,手術,放射線,免疫のどれかで対応しないといけないことになります。また,相互に性質が変化することがありそうですが,基本的に②偏食さんの危険物を避けることで変化は抑えることができる可能性が高そうです。(結局,父のは最後まで全く変異してなかったようで,物理攻撃(腸閉塞とそれに起因した低ナトリウム血症)を避けることができていればまだまだ生きていけた可能性が高かったです。といっても,過去に戻って正しく治療していたら,こちらの体力が持たなかった可能性も高く,何とも言えない気持ちになります。)