肝臓保護

酒を飲まない父だったので,特に気にせず,たまにレバーやヘパリーゼで材料補給。ウコンは重いので回避。ただし,解毒作用は重要なので,効果のほどはわかりませんがマリアアザミのサプリは毎日のペース。肝臓は再生する臓器です。癌の死骸分解は,肝臓で処理しきれないと腹水に行くはずなので(癌性の腹水),膵臓癌以外の癌なら腎臓の次に肝臓の保護が重要になるかと。浸透圧での腹水増加と癌の死骸で腹水増加は区別すべきで,癌の死骸等が増えたことによる腹水増加は肝機能が働くなったということなので,先は長くありません。癌性腹水にアルブミンがあったとしても,そのアルブミンには癌のゴミが付着しているので体内に戻すと体が発狂しそう。腹水を抜いたとしても肝機能が十分に働かないのですぐに腹水が溜まるはずです。浸透圧が原因なら原因を取り除けばすぐに引っ込みます。また,腹水の癌の死骸から癌が復活する可能性もあるため,肝臓と循環系の機能を高めていくことは重要になります。外科手術だと体力は削られますが将来のゴミが減るので,個人的には体力があるなら外科手術推奨,体力無ければ放射線治療で腎臓肝臓の保護を厚くするべきと考えています。
脂肪を多く摂取すると肝臓の負担が増えますが,そもそも癌では脂肪の摂取は慎重に行う必要がある(後述予定)。その話はここではパス。

膵臓保護

膵臓の主な役は膵液で胃酸を中和することと各種の酵素作りにインスリン。父は膵臓癌だったため,優先順位は肝臓より上になります。
タンパク質を多くとるなら胃酸が増えて対応する形で膵臓の仕事も増える。食べ物の種類が増える場合も酵素の使いまわしができないので仕事が増える。インスリンに関しては,完全に壊れてなければカロリー計算でなんとかなる。(父は最後まで導入剤は必要だったがインスリンは出せてた)

父の希望が体を動かせるようにだったので,タンパク質の種類を増やす代わりに食べる物を固定化(後述予定:何を食べれる,食べれない)。木綿豆腐+ニンジン(ミキサー細切れ)に白きくらげの煮汁(水溶性食物繊維)(←ゴボウでも可だったが,抗がん剤の性質から不溶性食物繊維が危険と感じたので苦肉の策)。
これをベースにササミ・牛肉・豚肉・卵・鯛・納豆・レバー・(デコポン)といったものをまぜまぜ。(外食は店固定・ステーキチェーンのハンバーグ,サイゼリアのピザとドリアとチキン,味噌煮込み等)
あとはサプリで栄養調整(ca葉酸feマルチビタミンDHA深海ざめ)と薄焼きせんべい(カロリー調整)。
食事にこだわる人ではなかったので旅行や散歩等,体が動かなくなるまで楽しんでもらえたようです。それでも,抗がん剤直後のフリー食事タイムを楽しみにしてた模様(後述予定:抗がん剤が効かなくなる原因,手術しても癌の生存率がそれほど変わらない理由)。
体が健康であるうちは色々な物を食べて酵素を増やすのはいいことでしょうが,膵臓が弱っているなら仕事を休ませてあげないとぶっ壊れますという話でした。

腎臓保護

副腎は考えて動く臓器だが,腎臓はただの濾過装置。きれいにすれば人工透析もある程度回避できます。どこから解説するか迷うところですが,まずは,無脂肪牛乳とビタミンCの過剰摂取のセットの話から。
人工で作られたビタミンCは体内に吸収されにくいという話がありますが,それを逆に利用します。そのため,天然のビタミンCを含む食物は時間制限で食べてはいけない時間が存在します。(後述予定:ビタミンCを無理やり体内に吸収させる方法)
父の人体実験の結果だと,過剰分のビタミンCが排泄されるのが約3時間後あたり。そこまででうまく排泄されないとゴミと協力して腎臓や膀胱等で悪さをしそうかなと推測していました。(シュウ酸カルシウムとか)
ビタミンCがゴミとくっつきやすい性質を利用して,水分とビタミンCを腎臓に流し込み洗浄するという話です。ビタミンCを点滴で血液に入れても,おそらく効果は同じ。腎機能がどこまで機能しているかが重要で,人工透析を開始している人だと・・おそらく手遅れ。
父は腎臓が徐々に悪くなっていたのが,復活して腎臓がピンピンしていました(eGFR58.5→70近くキープ)。抗がん剤で腎臓にダメージもなんのその。筋肉をつけるために肉むしゃむしゃ筋トレやってました。(癌に物理的に腎臓(尿管)を片方押し潰されるまでは(腎臓が片方になった後はeGFRは60に落ちて,タンパク質はほとんど食べれなく・・,運が悪いのか必然なのか。結果的に放射線治療に気が付いていれば防げただろうけど,医者を説得するのが不可能だったかも。ちなみに,医者は癌の転移で腎臓が機能しなくなったと判断していたようですが,結果的に尿管が潰れていただけで,ホスピスでお腹が凹んだら尿管が通じたようで腎臓は復活して機能再開していました。))
そして,重要なのが「無脂肪牛乳」。尿をアルカリ性に傾けます(中性キープ)。結果的に体外にゴミが出やすい体になります。いわゆる,体がアルカリ性になるというやつで,野菜をとるとかアルカリ性の水とかどうでもいいです。無脂肪牛乳で一発でした。(父は膵臓がんなのでニンジン以外の野菜はほとんど摂取していません。トマトジュースも同様の効果があったようですが,無脂肪牛乳が強力万能すぎて出番は少なかった)
朝に一杯の無脂肪牛乳を飲んで,ビタミンCは3粒(タケダ・Ca結合使用)から開始,運動や食事に合わせて一粒,二粒をその時の水分量に合わせて取ってました。(どうせ流れるので気持ち悪くなったり腎臓膀胱に溜まらないなら過剰摂取しても大丈夫という点は理解してもらいました。多い時は一日12粒程度,4000mg)
癌の死骸もおそらくタンパク質分解でゴミになって腎機能が要求されるし,循環系も腎臓がやられると渋滞するだろうし,抗がん剤も腎機能要求激しいしで,とにかく,腎臓は最初に保護しないと手詰まりになると思われます。

癌看病の環境作り

1,オゾン利用
まず,抗がん剤といえば,骨髄抑制。白血球が減少して菌に対して弱くなります。その対策として,オゾン濃度を上げた環境を作ります。オゾンは生物にとって害で人間は耐性が高めですが,生物の記憶から人体に害のない濃度でも過剰に反応します。慣れると害のない濃度では全くオゾンを感知できなくなります。
外に出ている時や部屋を使わない時に高濃度オゾン環境にして,換気しての繰り返しで白血球を外部的に手助けできます。ちなみに,水虫は速攻で治りました。白癬菌ごときがオゾンに勝てるわけありませんね。(ホコリ環境でも必須)オゾンは物理破壊なので耐性菌が新たに生まれるといった心配もありません。
(計算式)
ppm=発生量(mg/h)÷部屋広さ(㎥)÷2.14
で0.1ppm以上は部屋にいないほうがよく,0.01ppmで目がチカチカする人が現れる程度です。部屋の散らかり具合でppmが落ちるので部屋の状況や患者の状況で調整が必要です。癌治療の環境ではプラズマクラスターやナノイー等では弱すぎるので専用のオゾン発生器が必要です。
もっとも,物の劣化(特に写真や一部のプラスチックや天然ゴム)が早くなることやオゾンの天敵である「塩素系」との併用ができなくなること(洗剤で塩素系が使えない)や同居人がいる場合,同居人がオゾンの負荷にイライラするといった家庭内の事情があるはずなので「できれば」という項目になります。父は抗がん剤の直後に気分も悪くないし暇だからと「トイレ掃除」とか「庭いじり」とか「会議に出たり」とか「散髪に行って髭剃り」とか,フリーダムな行動が多く,オゾンがなければやばすぎたという思い出が多いです。

まず,父(患者)の状態から

2017年3月
主たる病名;膵臓尾がん
転移状態:診断時,腸膜転移済,(後に確認)肺に転移済(全身癌)
場所から手術不可能,余命宣告あり。診断前(2016年12月頃)に黄疸で目が黄色くなったこともある。
体重は減少し続けている。(本人の自覚から2016年12月にはすでに癌を疑っていたようだが,隠していた。近くの診療所で腫瘍マーカーで確認したのが2月,診断されたのが3月。)

関係のありそうな環境;家は思い出(ゴミ)いっぱい,誇り(ホコリ)もいっぱい。(季節を問わずカビの繁殖しまくる環境)
中度の水虫持ち,ジメジメ時期になると水虫薬使用。
歯槽膿漏インプラント
酒,タバコはやらない。
前立腺肥大で睡眠時間が連続3時間以上寝続けることが難しい。
高血圧(薬使用)
食物の好き嫌いはほぼなし
生涯現役にこだわる(70台後半)。
腎機能が多少低下気味

この状態から,癌性疼痛を防ぎつつ,割と安らかに旅立っていった父の看病生活を振り返りつつ,癌患者の看病に時間と労力を割ける人の手助けになれればと思い,ブログを書き残すことに。
一般の医学的な通説からは外れる理論も交じりますが,(父の体を使った)人体実験で確認しながら癌を検証したので,再現性はかなり高いかと思われます。なお,私は医者の資格はないので,治療行為ではなく民間療法(?)になります。本人の意思(医者からは最初の抗がん剤(主にジェムザール)でそれほど効果が表れず,匙を投げられているので)をもとに実験したことになります。

はじめに

ブログ紹介
当ブログは,まず最初のテーマとして父の癌看病の結果(人体実験)から将来的な癌治療の方向を推測していく予定です。なお,人体実験の結果はQOLは一応成功で,癌の疼痛を回避し,眠るように旅立っていきました。
当ブログを訪れるような方は,生命の危機が近いと思われるので,ブログの構成は先に結論とやるべきこと・やっちゃいけないこと・やったほうがいいかもしれないこと等をまとめて並べて,後からその根拠や体験談等を付け足していこうかと思います。

なお,分析において,公にされているような一般的なデータや体験談とは矛盾しないが医学的な通説からはかなり外れていたり,医療品の用法容量を当然の如く無視する行動が含まれているので,医者の言うことしか信じたくない方は迷わずブラウザバックしてください。民間療法になるっぽいです。

その後は時事や個人的に興味があったこと等を分析していき,ダラダラと並べていきますが,私の分析は権威主義からは外れているので,通説や学者の主張と矛盾する可能性があり,そういったことが嫌な方もブラウザバック推奨です。通説や学者の主張で「???」となった時に言い訳として苦しいと判断されると私の興味が向くようなのでテーマが様々な分野に飛ぶことは勘弁して下さい。できるだけ似たテーマでまとめる努力はしますが,一度にまとめるには時間が足りないです。「ベストは尽くすが,結果がベターなら十分。成功結果よりもリカバリー能力が重要」というモットーで,修正前原稿が出来上がっていれば毎日更新,出来てなければ「ただのしかばね」になる予定です。


他の病状等に関して転用可能な方法が混じることもあります。その場合,理由を述べるつもりではありますが,主治医の話も聞いてみることをお勧めします。まあ,自己責任という話です。